2015年度版「支援に役立つ精神医学の基礎知識」

2015年12月号 vol.6

2015年度版「支援に役立つ精神医学の基礎知識」について

このウェブマガジンは、精神保健福祉領域、地域医療、地域福祉、カウンセリング、産業カウンセリング等に従事されている方を対象に発行しています。これらに該当をしない方は閲覧をご遠慮ください(発行者が許可をした方を除く)。 マガジンの内容の撮影、コピー、プリントアウト、購読者ではない方への閲覧の許可は禁止といたします。

 

このマガジンの主たる筆者である三浦勇太(精神科医師)は長年、東京都内の精神科病院や診療所において臨床に取り組みながら、地域においても、多くの団体とかかわりを持ち、事例検討会、グループスーパーヴィジョン、講演会等を行ってきました。こうした団体の所属者が支援をしている個々のケースへの医療も担っています。 今回、医師以外の方々を対象にして、その支援活動に役立つ知識をこのマガジンで提供します☆

 

支援をする者、関わる者として、以下のような希望を持っている方に良い情報をお伝えします。

・性格傾向を世界標準で採用されている分類法にキチンと当てはめて判断をしたい

・仕事や勉学、家事に向かっての支援をするべきか、今は休ませるべきかについて、タイムリーなアドバイスをしたい

・「ノイローゼ」「精神病」について理解したい(精神科医はどのように診断、病状の把握をしているのか?)

・「自殺の意思」と「自傷行為の切迫」の違いを学び、それぞれがみられた際の支援について知りたい

・医療のコーディネートの必要性を判断できるようにしたい。医師も含めた他職種とじょうずに連携したい ・精神科の医療の実際を知りたい(薬物治療はどのようにして決まるのか?入院の決定と入院形態の種類は?)

・脳機能、脳の認知機能とは何かを知りたい

 

このマガジンでの検討項目は以下です。

・どのような性格・心理状態であるのかを、より的確に把握する(精神科病理学概論)

・医療の必要性の有無を、より正確に判断する ・どのような精神疾患を持っているのかを、科学的に推測する(精神疾患の各論の基礎)

・精神科医はいわゆる「巻き込まれ」をどう防いでいるのか?

・記憶、注意、流暢性などの脳機能を知る

・薬物(向精神薬)が効く状態なのか効かない状態なのかを、直感的に把握する(薬物が治療効果を持つ場合と、症状を抑えるだけの場合)

・精神科リハビリテーション、社会資源を理解する

 

誌面では、平易な表現を用いることとし、写真、動画なども豊富に盛り込みます☆

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